\ftundef{完子} \indvdldef{完子}{\fbox{完子}}[後に茶々の猶子] \indvdldef{千姫}{\fbox{千姫}}[従兄 豊臣秀頼の正室,本多忠刻の正室] \indvdldef{珠姫}{\fbox{珠姫}}[従兄 前田利常の正室]%三男五女 \indvdldef{勝姫}{\fbox{勝姫}}[従兄 松平忠直の正室] % 長男:光長 % 長女:寧子 - 徳川秀忠養女、高松宮好仁親王妃 % 次女:鶴子 - 徳川家光養女、九条道房正室 \ftundef{初姫} \indvdldef{初姫}{\fbox{初姫}}[後に姉 初 の養子,又従兄 京極忠高の正室] \indvdldef{家光}{家光} \indvdldef{忠長}{忠長} \indvdldef{和子}{\fbox{和子}}[後水尾天皇の皇后,明正天皇の母] \sblngdef{秀忠の子}{千姫,珠姫,勝姫,初姫,家光,忠長,和子} \ftundef{江} \indvdldef{江}{\fbox{江}}[生\ymd{1573} 没\ymd{1626}] \ftundef{一成} \indvdldef[\blank]{一成}{佐治一成}[お犬の子 江の従兄,江の最初の夫?] \indvdldef[\blank]{秀勝}{豊臣秀勝}[\haschild,秀吉の甥] \indvdldef[\blank]{秀忠}{徳川秀忠}[\haschild] \mrrgdef{江夫婦}{ivali,一成,ivalx,ivalx,秀勝,ivalv,秀忠}{江}{} \gensdef{江親子}{江夫婦}{% {秀勝}{完子},% {秀忠}{秀忠の子}% } \savebox{\abox}{ \parbox{\dimexpr\textwidth - \wd\江親子 - 3zw}{ \begin{itemize} \itemsep=\medskipamount \item 三女 江は子が多い。 再婚で一女、再々婚で二男五女。子は皆幸せに巣立った、と言いたいと ころだが、次男 忠長はそうでもなかったようだ。 この辺の話は長男 家光の乳母 春日の局関係でよく出て来るが、 幼少期は家光よりも忠長の方が出来が良く、母 江からも可愛がられ将 来を有望視されていたけれど、春 日の局が家康に直訴した結果「三代目は家光」と周知された。 忠長の姓は徳川から松平に変えられ、江の没後は忠長の乱暴が目立つよ うになる。家光は初めはできるだけ穏やかに遠ざけていたけれど、最終 的に切腹となった。 うん、なんか秀頼誕生後の秀次の話みたいだ。 \item 秀勝と江の娘 完子は茶々に引き取られ、公家に嫁いだ。 \item 秀忠と江の長女 千姫は家康に大層可愛がられたという話がある。祖母 である お市の才覚と容姿を受け継いだとか。政略結婚で豊臣秀頼、本 多忠刻と結婚し、夫婦仲は円満だったそうな。 \item 次女 珠姫は加賀前田に嫁ぎ、今も金沢では有名人。夫婦仲は円満だっ たが、珠姫の乳母が余計なことをして最後はちと悲しい話。 \end{itemize} } } \hfil \fbox{\usebox{\江親子}} \hfil \raisebox{\dimexpr(\ht\江親子 - \ht\abox)}{\usebox{\abox}} \begin{multicols}{2} \begin{itemize} \itemsep=\medskipamount \item 三女 勝姫も嫁いで幸せだったと思われるが、夫の方がいまいちな奴で 早くに隠居させられた。勝姫はその後も口をよく挟むうるさい奴だった ようだ。 \item 四女 初姫は江の妹である 初 の養子になる。 \item 五女 和子は後水尾天皇に嫁いだ。幸せと思われるが、うーん、入内時 に天皇が女官との間に子をもうけていたことが発覚し、ごたごたがあった。 当時は幕府が朝廷に対する締め付けを強化し始めており、和子が入内 した後も事件が起こり、天皇は幕府に腹を立てたのか雲隠れするように 皇位を突如譲位してしまう。と言っても後継男子はおらず、次女の女一宮 興子が天皇となる(明正天皇)。今のところ、これが最後の女性天 皇ということだ。 個人的には女性も女系(母系)も認めて、範囲や優先順位を決めるのが 良いと思うがなぁ。 後水尾は上皇となって院政を敷いたので、明正天皇はあまり活躍できなかっ たようだ。でも和子は夫を理解し、賛同していた。つまり兄である 三代 家光とはちょっと対立状態があったらしい。そのせいか和子以降は長いこと 徳川からの入内はない(昭和時代になって慶喜の孫が昭和天皇の弟に嫁いだ)。 逆に天皇家から徳川への降嫁はあり、これが有名な十四代 家茂に嫁いだ和 宮親子(ちかこ)。 \end{itemize} 人物の話からは逸れるが、この図をあまり綺麗ではない。 婚姻関係を表す二重線から子へつながる線を描く場合、二重線の中点を始点と するのが良いと考えていたが、江の系図では秀忠との子が多く、秀勝との子は 一人だけだ。結果的に秀勝の位置が大きく離れることになってしまう点が良く ない。 この点もfamilytree pkgの今後の課題としたい。 \end{multicols}